日本語、国語に関する問題をいくつか用意しました。問いかけ方は様々ですが、どれも常識のレベルを大きくは越えないものです。
そのレベルの能力が自分に有るかどうか?を確かめるには、格好の問題と思います。
ご自身の能力の不足を感じられてその向上を図られるなら、出典のメールマガジン(下記)の購読をご検討ください。
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【Question】宗教関係難読漢字。
(a) 現世利益
(b) 月光菩薩
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【Anser】
(a) げんせりやく(×げんせい×りえき) ※現在この世で受ける神仏の恵み。
(b) がっこうぼさつ(×げっこうぼさつ)
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【Question】共通する漢字を。
■義・遅■・容■
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【Anser】疑
→疑義(ぎぎ)・遅疑(ちぎ)・容疑(ようぎ)
※疑義:意味・内容がはっきりしないこと。疑問に思われる点。用例「疑義を抱く」
※遅疑:疑い迷って、すぐに決断しないこと。ぐずぐずためらっていること。
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【Question】慣用句やことわざ。漢字を出鱈目に読んでみました。
ことわぬがか
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▽ は ▽
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▽ す ▽
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【Anser】
言わぬが花(いわぬがはな)
口に出して言わないほうが味わいもあり、差し障りもなくてよい。
用例「これ以上は言わぬが花だ」
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【Question】正しい解釈や使われ方をしている文章はありますか?
(a) 「泰斗」
A)あの人は、書道界の泰斗だ。
B)彼は泰斗。底の知れない酒豪だよ。
(b) 「烏鷺の争い」
A)動物園で珍しい烏鷺の争いのイベントがある。
B)友と烏鷺の争いを楽しむ。
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▽ は ▽
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【Anser】
(a) Aが正しい。
※泰斗(たいと):「泰山北斗(たいざんほくと)」の略です。その道で最も権威のある人、大家のことを言います。 泰山は中国にある名山、北斗は北斗七星のことです。
(b) Bが正しい。
※烏鷺(うろ)の争い:囲碁で勝負を争うことです。囲碁には黒石と白石が使われますが、それを黒い烏(からす)と白い鷺(さぎ)に見立てての言葉です。
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『古式×豊かに』
日本語のミスは親から受け継ぐことが多いと、なにかの本で読んだことがあります。このメルマガを読みだして2カ月ほど経った頃に、「古式豊かに」は間違いで「古式ゆかしく」が正しいことを知りました。小さい時に父にどこかの郷土行事に連れていかれた時に、父がつぶやいたことで私が無意識に覚えたのが「古式豊かに」であったことを思い出しました。いま二人の子供たちのために、自分の日本語をこのメルマガでチェックしています。
[読者の声](メールマガジン「生かせる国語知識-教養課程」)
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【Question】四字熟語を完成させる。
(a) ■拝■拝 :何度も頭を下げて敬意や謝意を表すこと。また、手紙の末尾に記して敬意を表す語。
(b) 四通■■ :道路網が発達して便利なこと。転じて、往来の激しくにぎやかな所の表現にも使われる。
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【Anser】
(a) 三拝九拝(さんぱいきゅうはい)
※用例「三拝九拝して頼み込む」
(b) 四通八達(しつうはったつ)
※「達」にも、道が通じるという意味があります。道路や交通が四方八方に通じていることを素直に表した四字熟語です。用例「四通八達の土地だから交通事故も多い」
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【Question】数字の後に付けて具体的な数え方を示すのが「助数詞」です。
(a) 大砲1■と小銃50■
(b) 刀一■に槍三■
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【Anser】
(a)
大砲:門(もん)
小銃:丁(ちょう)・挺(ちょう)
(b)
刀:本(ほん)・口(ふり)・振り(ふり)・腰(こし)
槍:本(ほん)・筋(すじ)・柄(から)・条(じょう)
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【Question】この表現の間違いの理由。
「二足の草鞋」
あの人は評論家と作家の二足の草鞋で稼いでいる。
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▽ 答 ▽
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▽ 下 ▽
▽ で ▽
▽ す ▽
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【Anser】
もともとは江戸時代に博打打ち(ばくちうち)が十手を預かり、捕吏になることをいったものが「二足の草鞋(を履く)」です。ここから、相反するような仕事、あるいは領域の異なる仕事に同時に就くことをいいます。単純に二種の仕事を両立させることではありません。現代なら、野球選手で歌手、医者で小説家などは「二足の草鞋」と言えるでしょうが、シンガーソングライターなどは当てはまりません。
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付録【Question】 暗誦したい名高い詩。1.作品名は? 2.作者は?
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山のあなたの空遠く
「幸(さいはひ)」住むと人のいふ。
噫(ああ)、われひとゝ尋(と)めゆきて、
涙さしぐみかへりきぬ。
山のあなたになほ遠く
「幸」住むと人のいふ。
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▽ こ ▽
▽ の ▽
▽ 下 ▽
▽ で ▽
▽ す ▽
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【Anser】
1.やまのあなた
2.カアル・ブッセ(作者)/上田敏(訳者)
※明治になり、西洋の文学も盛んに日本に紹介されましたが、上田敏(うえだ・びん)の訳詩集「海潮音(かいちょうおん)」などは、その代表です。フランス象徴派の詩の紹介は、その後の日本詩壇に大きな影響を与えました。
カアル・ブッセの「やまのあなた」と並んで、「海潮音」を代表する詩を次に紹介しておきます。
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「落葉(らくよう)」 ポオル・ヴェルレエヌ作
秋の日の ヴィオロンの
ためいきの 身にしみて
ひたぶるに うら悲し。
鐘のおとに 胸ふたぎ
色かへて 涙ぐむ
過ぎし日の おもひでや。
げにわれは うらぶれて
こゝかしこ さだめなく
とび散らふ 落葉(おちば)かな。
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